8ちゃんのニュースのツボ
訪問すると気分がスッキリするブログです。 いろんな出来事を正義の味方8ちゃんが独自の目線でバッサリ斬ります。
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DATE: 2013/07/30(火)   CATEGORY: 未分類
カネボウだけが悪いのか
カネボウ化粧品(子会社のリサージ、エキップも含む)が販売する化粧品のうち、ロドデノールという成分が配合された製品を使用したら、肌がまだら模様に白くなるという被害が拡大している。

カネボウでは、この化粧品の使用中止を呼び掛けるとともに、自主回収を行なっているので、自分の周りの化粧品をチェックしておこう。
子会社の製品などは、「カネボウ」の文字が入っていないものもあるので、注意が必要だ。
http://www.kanebo-cosmetics.jp/information/

現時点でも、重い症状の者だけでも2,250人との発表だが、何をもって、症状が「重い」とか「軽い」とか言うのか。
女性の顔や肌というかけがえのないものの症状に、「重い」も「軽い」もないだろう。
この化粧品を使用した消費者の中には、現時点では症状が出ていなくとも、不安な日々を送っているものもいるはずだ。

このカネボウの事件については、最初に被害が報告されていた2011年ころから真摯に対応して、「被害のおそれがある」という段階で自主回収も含めた対応をしておれば、被害は拡大しなかったという指摘も強い。
アジアを中心に海外での販売数量も相当数に達するらしいので、カネボウだけでなく、安全を売り物にしていた日本の製品についてのブランドイメージが、大きく毀損されたことは間違いないだろう。

消費者庁は、この商品を購入しないよう呼びかけているらしい。

ちょっと待て。

元々このロドデノールという成分は、国がその安全と有効性を認めた医薬部外品ではないのか。
カネボウのHPにも、ロドデノールについて、「様々な安全性試験を実施して厚生労働省より薬事法に基づく承認を得た、医薬部外品有効成分です。」と書かれているではないか。

自ら「安全だ。」とお墨付きを与えた責任者である国が、障害を引き起こしたとたんに、「危険だから使うな!」はないだろう。

元々、化粧品の製造に関しては、2001年までは、薬事法に基づく厳しい国の認可基準があったが、2001年に規制緩和の名の下に、この規制を大幅に緩和して、各化粧品メーカーが自由に製造販売できるようになっている。
今回は、化粧品の中に有効成分として、ロドデノールが配合されており、このロドデノールが、医薬部外品に該当するから、国(厚生労働省)は、審査して認めたという経過があるのだ。

このような身体に作用する薬などを規制する法律が、薬事法だ。
薬事法とは、医薬品(病院で処方せんを書いてもらう薬や、薬局で売っている大衆薬など。)、医薬部外品(有効な成分は入ってるが、効果が穏やかなもの。)そして、化粧品(医薬部外品よりもさら効果や作用が穏やかなもの。)などについての製造から販売までの規制を行なう法律である。

医薬部外品は、確かに医薬品に比べて、実験サンプル数はやや少ないものの、例えば、何か新しい医薬部外品を認めてもらおうとする場合、実務的には、製造会社は、新薬などと同じように「医薬品医療機器総合機構」に対して、試験的な使用結果などを記載した申請書を提出して、機構が安全性や有効性の審査を行い、結果、安全性や有効性が確認されれば、厚生労働大臣が医薬部外品として認可するのだ。
その申請から認可までに要する時間は、医薬品とあまり大差ないのである。

こんなことをみていくと、今回のカネボウの対応が後手、後手になっていることと同じように、このロドデノールを認可した厚生労働省の罪は重いと考えるべきだろう。

ただし、規制を厳しくすればよいというものでもない。
抗がん剤やうつ病治療など、アメリカでは一般的に行なわれて、成果を挙げているもの対して、日本の薬事審査会などは遅々としてこれを認可しない。
その結果、患者は自主診療という高額な治療費を自己負担するか、金のない患者は効果が期待できても治療できないという現実もある。

特に、がん患者などは、命にかかわる問題である。
ウダウダと長い年月をかけて副作用の心配をしている間に、その治療を受けられずに何万人ものがん患者が亡くなっているのだ。
勿論、欧米人と日本人が生物学的にまったく同じとは言えないのだろうから、簡単にいく話ではないのかもしれないが、そこに「命」を助けることが出来るかもしれない薬があるのなら、座して死すよりはそれを試すチャンスを患者に与えるべきではないのだろうか。

カネボウの問題から、やや脱線したように思えるが、今回の事件で、日本の薬事審査など、薬や医療をもう少し考える契機としたいと思っている。


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DATE: 2013/07/26(金)   CATEGORY: 未分類
カレーのはなし

今、日本は1年で一番熱い季節を迎えている。
こう毎日暑いと、脳味噌が沸点に近づくので、あまり難しいことは考えられないのだ。
しかも、昨日は我が阪神タイガースが、大差で負けるという、不幸が重なったこともあって、不快指数は、100%を超えたのではないかと睨んでいるのだが…。

この暑さで、国民の多くは食欲をなくして、ゲッソリ夏痩せしているはずなのだが、私の周りの人間は、夏痩せどころか、見るからに暑苦しい体型をさらに巨大化しているのが不思議だ。
ひと夏の恋などを指して、「夏の日の想い出」などと言うが、彼らにとっては「夏の日の重いで」なのだ。

暑い季節の日本人は、昔から、素麺や冷麦、冷奴に、わらびもちといった、いかにも涼しげな食べ物を考えついて、エアコンのない時代も乗り切ってきた。
熱中症も(昔は日射病とか言ったような…)今ほど倒れる人はいなかったように思えるが、日本人は文明の進歩と共に、虚弱体質になってきたのだろうか。

中には、「暑い季節には、熱いもんを食うのが一番やねん。」とエラそうにのたまう御仁もいるが、「そんなん言うんやったら、鍋焼きうどん喰え!」と返すと、「残念ながら今は、売ってないねん。」と苦しい言い訳をするのである。

ところが、そんな暑い夏でも、カレーについては、人気が落ちない。
最高気温が35度を超えても、汗をかきかき、日本人はカレーを喰うのである。
見るからに、汗が出てきそうなこのメニューが夏場でも人気が落ちないのは、どういう訳なのだろうか。
まさか、カレーの成分に、習慣性のある謎の物質でも入っているのだろうか。
CoCo壱番屋の社長なら実態を知っているかもしれないのだが…。

カレーほど、単独の料理名なのに、作り方が多い料理はないだろう。
各家庭には、それぞれ独自のカレーがあり、しかも、その人にとってバツグンに旨いカレーも、他人が食うと不味かったりするのだ。
これは、カレーを通じて子供のころの思い出や母の想い出(場合によっては父の想い出やばあちゃんの想い出)が詰まっているからなのだろう。
カレーは、まさに、各家庭の伝統的文化遺産なのである。

特に、日本のカレーは、日本独自の文化の中で醸成されてきた「日本食」だ。
むかし、むかし、何とかカレーのキャッチコピーに、ターバンを巻いたインド人らしきヤツが出てきて「インド人もびっくり!」というのがあったが、日本のカレーはインドのカレーとは別ものであり、日本のカレーを喰ったインド人は、確かに「こんなん、カレーちゃうやんか!」と叫んで「びっくり!」するのである。

何でも、インドがイギリスの植民地になった関係で、カレーは、イギリス経由で日本へ来て、器用な日本人が現在のカレーに近いものを考え出したそうである。
ちなみに、カレー粉の最大手のハウス食品(シェア約60%)は、東大阪市の会社であり、2位のSB食品(約30%:東京)とグリコ(約10%:これも大阪)で日本のカレー粉市場を独占しているのである。
TPP交渉で、このカレーの独占が議題になったと言う話は聞かないが、私の記憶が正しければ、この大手3社のほかに「メタルインドカレー」というのがあったはずだ。
そこで、調べてみると、メタル食品は、2008年5月28日に破産していたことがわかった。

カレー味をベースとした食品は多岐にわたっており、定番のカレーうどんだけでなく、パスタやコロッケ、パン、スナック菓子から、最近ではカレー鍋まであるのだ。
そのうちに、カレー味の寿司とかカレー納豆なんかも出てくるのではないかと思うほど、日本人はカレーが大好きなのである。

今日は、そんなみんなが大好きなカレーを作ってみたい。
夏が旬のトマトたっぷりのカレーである。


夏に爽やか、トマトカレーの作り方

材料
①トマト
⇒ これは大量に入れたい。
その日の値段にもよるが、最低でも大きいトマトを10個くらい使うとうれしい。大きいトマトは値段も高いので、小さいものを20個くらい使ってもいいのだ。
ただし、缶詰のホールトマトはちょっと硬いのと、タネが多い場合があるので、夏の時期に比較的安いフレッシュトマトを使おう。

②鶏肉(適量)
⇒ 手羽元が一番旨いが、スプーンでは食い難いからモモ肉にしよう。ムネ肉でもよいのだが、牛肉だけはトマトの個性を殺すので禁止だ。
鶏がどうしてもアカンひとは、豚肉を使うしかないが、自分自身のモモやバラに肉が余っているからという理由でそれを使うのは避けよう。

③バーモンドカレー(必ず辛口=4人前で5~6ブロックくらいが目安)
⇒ハウス食品の肩を持つものではないし、味付けをこれだけに頼るわけではないが、バーモンドカレーは、各社の商品の中で、自己主張が控えめだし、フルーツや香辛料などの成分が一番充実しているように思う。
昔は西城秀樹がCMをやっていたが、彼に敬意を表してここは、秀樹に「感激」してもらおう。
④カレー粉(缶入りとかのカレーパウダー)
⑤たまねぎ(大きいのを最低5個)
⑥調味料とか
にんにく(5片以上、またはチューブ1本)、しょうが(ゴルフボールくらい、またはチューブ1本)、ガラムマサラ(105円くらいで売ってるもので良い)、ウスターソース、ケチャップ(ピューレでもよい)、ローリエ、鶏ガラスープの素、コンソメの素、塩、こしょう、醤油、あとはお好み次第。

作り方
① トマトの芯を抜いて、湯煎して皮を剥く。面倒だが、皮を剥かないと味は間違いなく70%ダウンする。
皮にはリコピンが大量に含まれているので、老化が気になる人は剥いた皮を食ってもいいが、あまり旨くはない。

② 皮を剥いたトマトをミキサーにかけるか、ボールなどでズタズタに潰す。このときに大量の水分が出るが、これを捨ててはいけない。
このトマトの水分がこのカレーの生命線で、これを水代わりに使うのだ。
原則、水は使わないが、水分不足の場合は適宜、塩気の少ないトマトジュースを使ってもよい。
また、トマト1個は、2センチ角くらいで形を残す技も身につけたいものだ。

③ 鶏は3~4センチ角位に切って、フライパンで焼くが、このときに軽くこしょうを振って、おろしニンニクとカレーパウダーをふりかけるのがポイントだ。

④ タマネギも油を引いたフライパンで炒めるが、みじん切り半分、くし切り半分を2回に分けて、ちょっと色がつく程度まで炒めるのが望ましい(めんどくさいという正しい意見の持ち主は、くし切りだけで良いのだ。)。

⑤ ②③④をできるだけ大きくて厚手のナベに放り込んで火をつける。

⑥ 煮立ってきたら、鶏がらスープの素とコンソメ(2個)を入れて、その後、摩り下ろしたニンニク、しょうが、ケチャップ、カレーパウダー、その他の調味料を入れて煮込む。ただし、ウスターソースは最後に投入(好きなだけ)するほか、ガラムマサラは必須だが、塩は控えめである。

⑦ タマネギも鶏肉も火を通してあるので、そんなに煮込まなくてもいいので、適当なタイミングで、火を止めて、カレールーを割りいれたら混ぜ溶かしてから、少し(5分くらい)煮込んで、最後に醤油をチョロっと入れたら、火を止めて30分くらい放置プレーである。 

最大のポイントは、カレーの濃度をネタネタ、ドロドロにしないで、シャバシャバくらいにすることである。
味見してみて、シャバシャバなのに、深いコクが出れば、「私は天才だ!」と叫びながら町内を駆け回っても許されるのだ。
味がちょっと物足りない時は、ケチャプとカレーパウダーとウスターソースの何かが足りないと考えると正解率は約80%だ(と思う)。

シャバシャバなので、スープみたいに飲んでもいいし、裏ワザとしては、じゃがいも(今が旬)を皮を剥かずにレンジでチンして、皮がついたまま、このカレーをかけて喰うのである。
土の匂いがするじゃがいもは、アナタを幸せの国に導いてくれるだろう。


とはいっても、各家庭にはそれぞれのカレーがあり、それが一番旨いに決まっている。
しかも、その旨さは、子供からおとなに成長した時にはじめて感じる旨さなのかも知れない。

さあ、このクソ暑い季節をトマトカレーで乗り切ろうではないか。


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DATE: 2013/07/24(水)   CATEGORY: 未分類
限界集落

山口県周南市における男女5人の連続殺人、放火事件は、付近住民だけでなく日本中に大きなショックを与えている。
山口県警は260人態勢で付近の捜索を行なっているが、重要参考人とみられる63歳の男性の消息は未だ不明のままだ。
勿論、この男性は現時点では重要な参考人であり、報道各社の犯人確定扱いの報道姿勢には問題があるが、この男性が事件の重要な部分に関与している可能性は高いのだろう。

この事件をみて、私が感じたのは事件そのものの奇怪性もそうなのだが、被害者が4世帯で僅か5名であることと、その誰もが高齢者であることである。
さらに、付近住民に防犯上の避難誘導をして、避難した住民の内容が5世帯9名なのである。

限界集落

高知大学にいたころの大野晃教授が作り出した言葉である。
そこに暮らす住民にとっては、いかにも失礼な言葉なのだが、定義らしいことを言えば、「過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落」ということらしい。

国土交通省が平成20年に実施した調査では、65歳以上が人口の過半数を占める集落は全国で7,878集落。
このうち、集落としての機能維持が困難になっているものが2,917集落である。
さらに、このうち423集落は10年以内に消滅する可能性があるという。

限界集落と言えば、山間部、離島などの交通の不便な場所を思い浮かべてしまうが、実は、都会においても老人ばかりが住む大規模団地などでこの傾向は進んでいるのだ。
大型団地などにおいて入居時期が同時期の人々が次第に高齢化して、新しく入居する人が少ないケースで、孤独死などがかなりの頻度で発生している。
また、都市化の進行によって都心地域の人口が空洞化して、高齢者世帯が都心地域に取り残されるケースもある。
都市中心部で小学校などが次々と廃校になっているような地域である。
人のつながりが薄い都心部ではかなり深刻な問題である。

限界集落のうち、山間部や離島などの状況を分析すると、昭和30年代以降の高度成長時代は、産業構造が転換し、地域間の経済格差もあって、山間部の人口は減少していく。
働く場を求めて出て行くのである。
人口が減ると、農業などの共同作業が出来にくくなり、祭りや地域の清掃なども廃れてくる。
そして、地域の寄り合いなども開催されなくなって、集落の自治、生活道路の管理、冠婚葬祭など共同体としての機能が急速に衰えてしまうのである。

ここには、就学児童など未成年者の世代がいなくなり、独居老人やその予備軍のみが残っている集落が多くなり、病身者も少なくないのだが、これらの地域では、無医地区もあり、小児科医、産婦人科医は殆どない状態だ。

この状態は、更なる若者の流出を誘引して、結果、高齢化率は上がり、学校が消え、郵便局が消え、商店が消え、交番が消え、病院が消えてしまうのである。

総務省自治行政局過疎対策室は、平成20年8月に、「過疎地域等における集落対策の推進について」という通達を出して、限界集落対策を出しているが、その内容は、集落機能の維持に焦点をあわせた内容でしかない。

集落を支援する人を組織化し、集落の問題点などを点検すると共に、居住者と話し合って、地域の実情に合致した集落の維持・活性化策を図るというものだ。

そして、集落機能の維持が困難な場合には、他の地域との統合を促進したり、場合によっては、集落自体の移転についても検討するらしい。

遅すぎないか。

過疎の問題は、昭和40年代から行政上の課題になっていた。
そして、この頃から行政が行なってきた過疎対策は、公共事業だけだったのだ。
過疎の根幹的な理由を検討することなく、山村部などにおいて、大規模な道路、河川、砂防工事、土砂崩れ対策の事業などの公共事業が次々と行われ、巨額の予算を投入してきたのである。

地域の産業育成、雇用問題、少子化対策などはこれらの大型公共事業の影にかすれてしまっていたのが実情だ。

そして、その公共事業がもたらしたのは、過疎地域の活性化ではなく、ゼネコンなどへの巨額の利益とそれにぶら下がる政治家や地域利権者の預金通帳の残高を増やしただけではなかったか。

バブルがはじけ、公共事業に湯水のように金を垂れ流せなくなった、90年代になると、補助金や公共事業の削減が、過疎を加速させ、限界集落問題が顕在化してきたのである。

過疎地域といわれる集落に生活する国民は、約1000万人である。
過去40年間で過疎地域の人口は約半減して、この数字になったのだが、この1000万人と言う数字は、国民全体の8.4%である。
しかし、この8.4%の国民が住む過疎地域の面積は、日本全体の面積の54.1%を占めるのである。
日本はここでも2極化が進行しているのである。

限界集落に対する処方箋は、なかなか出てこない。
夕張市では、過疎地域の住民の市街地への転居を当該地域に住む住民に提案している。
病院や学校のある市街地への集中化により、行政面でのフォローが行ないやすくなるのである。
一方で、地域に対する住民の愛着心や市街地への嫌悪感や不安もある。

行政の関与の方法が問われているのだ。


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DATE: 2013/07/19(金)   CATEGORY: 未分類
参議院選挙
21日に投票開票される参議院選挙については、野党の体たらくで有権者の選択肢がないまま、自民党の圧勝というか、野党の惨敗が予想されているので、日曜日の8時や9時には、どのチャンネルを廻しても面白くない開票速報の洪水だ。

どこかの良識ある局が興味ある番組を放送してほしいものだが、その期待はきわめて低い。
今の予定ではNHKのEテレが、日曜美術館の再放送で岡倉天心の特集を放映し、フジテレビ系列がサッカーの東アジアカップを流すが、他局はすべて参議院議員選挙の開票速報である。

最近の開票速報は、出口調査とやらを参考にして、開票と同時にほぼ全体の党派別当選者数を発表するので、4時間もの番組を組んで、残りの時間はいったい何で時間を持たすのか、番組編成の問題まで心配になるのである。

とは言うものの、この選挙の結果を受けて、少なくとも今後3年間は日本がどの方向に向かっていくのか決まる重要な選挙である。
景気、雇用、原発、憲法といった国民にとって重要な課題が、この選挙で選ばれたおっさんやおばはんに委ねられるのである。

ネット選挙がどうのこうのと騒がれた選挙でもあったが、大きな変化はなかったようだ。
殆どの候補者のHPには、そいつが所属する政党の公約が掲げられているだけで、参議院がまさに衆議院のコピーになっている状態が明らかになっただけである。
これをみれば、誰もが参議院など不要だとしか思わないのだ。

まあ、そんな中でも、注目される選挙区を挙げてみると、こんな感じか。

(沖縄 定数1)
自民党の安里政晃と沖縄社会大衆党の現職で、野党推薦の糸数慶子が激突する沖縄選挙区は、普天間基地の辺野古への移設が焦点となるはずが、自民党の安里候補の所属する自民党沖縄県連の公約には「県外移設」と書かれている。
自民党本部の公約である「辺野古移設」と書けば票が減ると思ったのだろう。
沖縄県民がこんな卑怯なヤツにどれくらい投票するのか見てみたいものだ。

(山形 定数1)
自民党の大沼瑞穂と、みどりの風の舟山康江が競り合っている。
大沼は、ひいじいちゃんが元山形市長で、とおちゃんが東大の名誉教授の名門出身の34歳の女性候補だ。
本人はNHKの記者から自民党の候補になったのだが、農業従事者が多い山形選挙区で、TPPなどへの参加問題などへの発言は控えているようだ。
一方の舟山の方も女性候補で、農水省のキャリアから職を捨てて山形の片田舎で農業を始めた変り種で、当時は話題になった人物だ。
舟山は、2007年の選挙で民主党から出馬して当選した後、民主党を離脱して「みどりの風」に参加しているが、民主党が候補者を擁立出来なかったため、事実上、大沼との一騎打ちである。

(岩手 定数1)
民主党からの「ドロ舟脱出組」としては、民主党を離党した元復興大臣、平野達男が出る岩手選挙区も熾烈だ。
元々は、小沢一郎の地元であり、小沢系の候補が勝ち続けてきた選挙区なのだが、今は小沢にはその力はない。
事実上の選挙戦は、平野と自民党の田中真一の一騎打ちである。
田中は慶応のラグビー部出身で、同校のラグビー部監督までやった人間で、さすがにガタイは立派である。
岩手選挙区は、小沢の地元だけのことはあって、建設業界の動向が注目されたが、岩手県建設業組合は、「自主投票」を決めている。

このほかに、自民党の候補が負けそうな接戦をしている選挙区はないので、残りは16ある複数区で、自民、公明以外に誰が当選するのかといったぐらいが選挙の注目点であろう。
民主の惨敗は既に決まっているが、その後釜に、維新、みんな、共産のどの党が入ってくるのかが注目される。

この中では、共産党にやや「風が吹いている」ようにも思えるが、直前の報道各社のアンケートでも約4割が「誰に投票するか決めていない。」との回答であるから、少しくらいは変動があるのかもしれない。


最後に私の独断予想をしておくと、

改選議席数121(選挙区73 比例区48)
自民 70議席 (選挙区49 比例区21)
公明 10議席 (選挙区 4 比例区 6)
民主 22議席 (選挙区13 比例区 9)
共産  9議席 (選挙区 4 比例区 5)
みんな 6議席 (選挙区 2 比例区 4)
維新  3議席 (選挙区 1 比例区 2)
社民  1議席 (選挙区 0 比例区 1)
みどり 0議席 (選挙区 0 比例区 0)
生活  0議席 (選挙区 0 比例区 0)

投票つながりで、こっち↓にも投票を!

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DATE: 2013/07/12(金)   CATEGORY: 未分類
鳥かつ

大阪市住吉区と言えば、モータボートレースのメッカ住之江競艇場で有名だが、大阪地下鉄四ツ橋線の終点が住之江公園駅で、そのひとつ手前の駅が北加賀屋である。
その北加賀屋駅を降りて、2番出口を出てローソンの角を曲がったら、そこに鳥かつがある。
私くらいになると、体力温存のため、1番出口のエレベータを使って、道路を横断するのだが、旨いビールを飲むには、階段を登って汗をかくことも大事なのだ。

http://tabelog.com/osaka/A2704/A270404/27033190/

焼き鳥屋としてはかなり大箱のこの店なのだが、最近ではテレビなどの取材もあって満席となる場合もあるので注意したい(どないに注意したらエエねん)。
このあたりは住宅街なので、飲み屋さんもあまりなく、ここで路頭に迷うと難波あたりまで引き返す必要があるのだ。

大阪の酒飲み界(どんな業界やねん!)には有名な店なので、行った人も多いと思うが、はっきり言って、この店の焼き鳥の評価は賛否が分かれるのである。
串打ちして、下焼きをしてから、焼きなおすやり方について、「やわらかくて旨い!」という意見と、「いっぺん焼いたんを、温めるだけやんけ!」とうい意見が入り乱れるのである。
それは、アベノミクスを巡る自民、公明と野党のバトルといった、低次元のものではなく、酒飲み界のつわもの達の高度な戦いなのだ。

私個人としては、焼き物の種類により、評価を分けている。
例えば、たたき、キモ、玉ひもは★★★であり、モモは★で、皮は▲だ。
だから、ここへ行っても好きなものしか喰わないという高尚な姿勢で臨んでいるのである。

特にオススメしたいのは、たたきである。
表面を焼いた鳥モモをたれであえ、「これでもかっ!」というくらいネギが乗ったたたきは、他店に比べても最高水準であると思われる。


たたき


従業員の愛想もよく、生ビールのあと、焼酎の水割りなど注文すると、初回に「濃い目で」と言ったことをよく覚えていて、その後は何も言わなくても、毎回、かなり濃い目で出てくるのが、うれしいような、ちょっと聞いてほしいような…。

死ぬほど暑かった今週の日本列島。
冷たーーーーーーーーい、生ビールで週末を締めくくろう!


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DATE: 2013/07/10(水)   CATEGORY: 未分類
「ねじれ」は悪か?
今回の参議院議員選挙における注目点は、「ねじれ」国会の解消が行なわれるのかどうかということだ。
自民党、公明党の与党は「ねじれ」が解消すれば、政策が前に進むという主張を前面に出して選挙を戦っている。

考えてみれば、自民党の福田政権、麻生政権、民主党のすべての時代を通じて現在に至るまで、衆議院での多数与党が参議院では少数勢力となり、重要法案などでは衆議院の議決と参議院での議決が異なる場面や、法案を審議する前に首相や閣僚の問責決議が参議院で頻発され、その問責決議が可決されることで国会が機能停止となる事態が続いている。

衆参両院は別の選挙で選出されるのだから、両院で多数党が異なるケースも当然考えられるのだが、何も決めることが出来ない政治は、経済や社会保障といった国の重要施策について、長年にわたり停滞を余儀なくされている。

今回の選挙で、自民党や公明党が議席を伸ばして参議院においても多数党となれば、このような「ねじれ」が解消されて、政策が大きく前進するというのが、自民党や公明党の主張である。

しかし、ちょっと待てよ。

「ねじれ」の対極にあるものは何なのか。

「ねじれ」の対極にあるものは、衆議院の与党の考えに対して、無条件に賛同する参議院の姿ではないのか。

憲法で定められた日本の二院制議会は、そんな衆議院のコピーを目指すものではないはずだ。

憲法が求める参議院の姿は、政党の立場にとらわれず、議員一人一人の良心や信念にもとづく自由な議論が行われる場である。
まさに、「良識の府」であってほしいのである。
このため、参議院は解散もなく、人気も衆議院の4年に対して6年の長期間を充てているのだ。

ところが、現状はどうだ。

参議院議員の質の低下、衆議院選挙落選者の失業対策としての参議院がそこにある。
今回も、昨年末の衆議院選挙で落選した(元)先生が、25人も立候補している。
本来は、政党を離れて人間そのものを選出すべき参議院議員の選挙に、政党名を記入する比例代表制があるのもおかしな話である。

こんな、衆議院の粗悪コピーのようなものが、現状の参議院であり、「ねじれ」とは、コピーになりきれない状態を指して言う言葉なのだ。
そして、その「ねじれ」という現状は、国民が選挙において示した投票判断ではないか。
「ねじれ」を批判するのであれば、衆議院で多数を取りながら、参議院選挙で敗北したこと、国民の支持が得られなかったことを、まずは反省するのが筋だろう。

まるで、「ねじれ」をつくった国民が悪いから、決められない政治という事態を招いたかのような、筋違いの文句は言ってほしくないのだ。


昨年末の衆議院選挙で圧勝した自民党。
しかしその得票率は投票総数の約3割でしかない。
3割の得票で、議員総数の約3分の2を獲得したからといって、これは、小選挙区という「死に票」を大量生産する選挙制度の弊害であることを忘れるな。
自民党の石破幹事長も「自民が勝利したのではなく、民主党などが敗北した選挙だった。」と言っている。


自民党の地すべり的勝利が確実といわれている今回の参議院選挙。
ネット選挙がスタートしているが、各候補者のHPを是非見ていただきたい。
そこに書かれたものは、自分が所属する政党の選挙公約やマニュフェストと一字一句も違わない言葉である。
これでは、個人の資質を吟味して投票することなど、できるわけがないのだ。

こんな参議院なら、いらないのである。


映画「ひまわり」
上映場所が限定されていますが、観る価値のある映画です。
http://www.ggvp.net/himawari/



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DATE: 2013/07/05(金)   CATEGORY: 未分類
唯我独尊
参議院議員選挙が公示された。
全国の選挙区と比例区に433人が立候補している。
昨年の衆議院議員選挙から、立候補者を擁立する政党の数が大幅に増え、もうこれは有象無象と言うか、何がなんやら分からない状態である。

政党が分散化するのは民主主義においては当たり前のことであり、自由な思想の下で十分な論戦を期待したいのだが、ここ何日かの党首討論を観ていると、余裕綽々の与党に対して、各野党のインパクトは薄く、自民党の有効な対抗軸となり得るのかどうか、甚だ疑問である。

そんな中、自民党は、6月4日にTBSに対して、報道の内容が公平さを欠いているとして、取材や幹部の番組出演を拒否すると通告したようだ。
自民党によると、TBSの報道番組「NEWS23」において、参議院で多くの重要法案が廃案となった原因が自民党にあるような論調があったというのが原因だそうな。

確かに今回の参議院の中途半端な審議は、自民、公明の与党側だけでなく、野党側にも問題があったのは事実だろう。
なぜなら、この国会は7月21日に参議院議員選挙があるのが見えている中での国会なので、与野党ともに会期末までの日程の消化といったダラダラした醜態を続けて、参議院選挙での得票を意識した言動ばかりが目立つ国会であった。

国民は、国会議員に対して極めて高い報酬(公設秘書費用を含め議員一人あたり、年間6000万円、議員全体で433億円)と巨額の政党交付金(320億円)を支払っているのだから、何があろうと会期中は「もっと働けよ!」と言いたくもなるのだが…。

重要法案が廃案となった原因は、0増5減の1票格差是正法案について、与野党の合意が出来ず、参議院予算委員会に自民、公明両党が「与野党協議をすることなく、予算委員会を開催した。」ことを理由に欠席するとともに、民主党の平田参議院議長に対する不信任決議を提出し、野党もこれに対抗して、予算委員会を欠席した安倍首相の問責決議を可決して、その後の審議に応じなかったというものだ。
こんな内容だから、余計に国民には分かりづらいのである。

とにかく、自民党はTBSの取材や番組への出演を拒否するそうである。

しかし、それはおかしいだろう。

まず第一に、自民党が今回行なったTBSへの取材、出演拒否は、自民党に不都合な報道をするなという威嚇であり、恫喝である。
この行為を正当化すれば、これから先、自民党にとって都合の悪い報道など世の中から消えてしまうかもしれない。

仮に、今回のTBSの報道内容に、間違いがあるのであれば、逆にその番組に自民党が積極的に出演して、報道内容の間違いを指摘すればよいのである。

次に、報道機関に対する取材や出演の拒否というものは、放送局や新聞社に対する行為ではない。
自民党は、テレビやニュースの向こう側には国民がいることを忘れてはいないか。
その国民の知る権利の侵害と言われても仕方がないのではないか。

ついでに、穿った見方を書いておくと、自民党がTBSを「出入り禁止」にした前日の、7月3日に、同じTBS系列の毎日新聞は、自民党の政治資金管理団体である国民政治協会が、ゼネコンなど建設業者の全国組織である「日本建設業連合会」に対して、自民党に対して、参議院選挙用として4億7100万円の政治献金を行なうよう、要請していることを共産党が指摘し、毎日新聞も取材して記事にしている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013070402000114.html
建設業連合会の昨年の自民党(国民政治協会)への献金額は6627万円だから、今回はその7倍以上の献金を求めているのである。

不思議なことにその日にこれを取材して報道したのは、TBS系の毎日新聞だけであった。
このTBSの報道に対する報復が、今回の取材、出演拒否かもしれない。

ちなみに、今回発覚した政治献金の要請文書は、金額まで指定しており、これは強要に近いのだが、この自民党から建設業界への献金の要請文書には、献金をしてくれたら、公共事業をバンバンやりますという意味の「強靭な国土の建設へと全力で立ち向かっております。」と書かれている。
献金を貰って、見返りの公共事業をするのはどう考えても贈収賄ではないのか。


さて、今回の自民党のTBSに対する取材、出演拒否について、官房長官の定例記者会見において、「今回の自民党の対応は行き過ぎではないか」との指摘が出たが、菅官房長官は「そうは思わない」と述べている。
自民党として、不公平な報道には、今後とも毅然と対応するということなのだろう。
「毅然」と聞いて、尖閣諸島や竹島といった問題では、安倍首相や菅官房長官がかならず、「毅然とした対応」という言葉を使う。
自民党において、「毅然」とは、今回のTBSに対する威嚇や恫喝のような行動を指すのだろうか。

そして、これが自民党の憲法改正案にある表現の自由を制限する「公益及び公の秩序」というものの正体なのだろうか。

現行憲法
二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

自民党憲法改正案
第二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。


衆議院で絶対的多数を獲得し、7月21日の参議院選挙においても、野党の不甲斐なさもあって圧勝が噂されている自民党は、その数を背景に日本中を自分の意に沿った国に変えていくのだろうか。

唯我独尊。

お釈迦様の「天上天下唯我独尊」という言葉は、「世の中で自分ほど偉いものはい。」といった解釈がなされることがあるが、それは違う。
本当の意味は、「この世の中で、みんなそれぞれにお互い自分というのは、かけがえのない尊い存在であり、かけがいのない尊い命である。」ということである。

政治の世界においては、この言葉だけは、誤訳してもらっては困るのである。


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