8ちゃんのニュースのツボ
訪問すると気分がスッキリするブログです。 いろんな出来事を正義の味方8ちゃんが独自の目線でバッサリ斬ります。
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DATE: 2012/12/27(木)   CATEGORY: 未分類
私たちは悪くない

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日本中が寒さに震えていた12月26日、高校生が乗るボートが強風で転覆した。
千葉県東庄町の黒部川で、9つの高校の強化合宿中だった生徒のボートが相次いで転覆して、生徒18人が厳寒の川の中に放り出され、そのうち6名が病院に収容されるという事故があった。
この凍えるような寒さの中で、生命にかかわる事故とならなかったのが不思議なくらいだ。

気象庁銚子地方気象台の話によると、この日は付近で最大瞬間風速13.4メートルの強風を観測していた。
強風注意報こそ出ていなかったものの、突風が吹く可能性があったという。

実際にこの事故現場と同じ黒部川の上流で練習していた別のグループは、強風のため練習を中止したことで難を逃れている。

この練習を千葉県教育委員会から、委託されて指導していた、千葉県のボート協会は、記者会見を開いた。
しかし、そこで出てきた言葉は、謝罪など一切ない保身のための話ばかりなのだから、呆れてしまう。

① 9時に練習の開始時には、風や波の状態は悪くなかった。
② 練習中に風が強くなってきたので、練習を中止したが、タイミング的には適切だった。
③ 風も波も急激に強くなったもので、事故は予測は出来なかった。

要約すれば、すべて「私たちは悪くない。」と言うためだけの記者会見だったのだ。

アホか。

この日は早朝から風が強く、波も高かったので、地元の漁師は出漁を取りやめている。
少々の波や風をこなす漁師でさえ、漁が出来ない状況なのに、「風や波の状態は悪くなかった。」などと、どの口で言うのか。
コイツらは、サンディ並みの台風でも来なければ、「悪い」状態とは言わないのか。
本当に問題がないと言い切るのなら、お前らがまず先に、やらんかい。

しかも、コイツらが、生徒に練習をやめさせた理由は、10時15分ごろに、練習している生徒のボートのうち、2艇が転覆したからである。
この2艇の転覆がなかったら、コイツらは、いつまでも生徒を練習させていたのだろう。
何が、「適切だった」だ。

風や波が急に強くなったなどということが真っ赤な嘘(この場合の「赤」は「明らか」と言う意味らしいが…。)であることは、前述したように漁師が朝から出漁を取りやめていることからも明白なのだ。
こんな嘘つきの先祖は、「狼が来たぞ~」と嘘をついて村人を困らせていたに違いないのだ。

結局、コイツらは、教育委員会から練習のスケジュールを狂わせたくないという理由だけで、危険を認識しながら、生徒たちを川に投げ込んだのだ。
しかも、そんな危険な状態であるのにもかかわらず、生徒たちには救命胴衣を着用させてはいなかったのである。
こんなエエ加減なヤツらは、カリブ海に裸で放り込んで、サメとバトルさせればよいのだ。

この種の事故は、今回が初めてではない。
平成22年6月に、愛知県豊橋市の中学生20人が乗った訓練用手漕ぎボートが、転覆して、当時12歳の女子中学生が死亡しているのだ。
この愛知県での事故当時も、現場は大雨、強風、波浪の各注意報が出されていたが、その中で練習をしていたのである。

愛知県の事故は、被害者が豊橋市などに対して、損害賠償請求訴訟を提起して、市側が責任を認める形で和解が成立している。
しかも、この事故を検証した国土交通省の運輸安全委員会は、調査報告書の中で、悪天候時の中止基準がマニュアルに定められていなかったことが原因だと指摘しているのだ。

そして、その指摘を受けた日本ボート協会は、平成11年に、安全マニュアルを作成しているが、それによると、今回転覆したのと同じ、シングルスカルタイプの艇は、風速が4~5メートルを超えると危険であると書いてあるのだ。
今回の事故現場の朝からの風速は13.4メートルである。

今後、捜査当局がこの事故は事件性があるとして捜査するようだが、委任者の教育委員会と、受任者のボート協会における責任の所在も明文化されたものはないようであるから、またぞろ、アホ同士の責任の押し付け合いが始まるのだろう。

学校もスポーツも、アホを指導者にすると、こんなことになるのだ。

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DATE: 2012/12/26(水)   CATEGORY: 未分類
大晦日から正月の風景(2)

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深夜に除夜の鐘をテレビで聴く人もいれば、初詣に出かける人もいる。
電車などの交通機関は、大晦日から元旦までは終日営業なので、ちょっと遠くの有名寺院などは、深夜でも人でいっぱいだ。
不況のときほど、参拝客は多いそうであるから、ここ何年かは大変な人出なのだろう。

さて、正月というのはいつまでなのか。
官公庁が1月4日から仕事を始めるので、1月3日までが正月なのだろうか。
松の内という言葉もある。
1月の15日に松飾などを焼く「とんど」という儀式があって、この火で昔は鏡餅を焼いて善哉などにして食べたのだが、これは関西だけだろうか。
最近では、1月7日にこの行事をして、七草粥などというものをつくるらしいが、私はこのような雑草の類は食べたことがない。

昔は、正月といえば店舗は休みのところが多かったので、家にあるものを食べるしかなかった。
餅など、正月意外に食べると結構旨いのだが、正月に餅ばかり食べていると飽きてくるのだ。
最近では、元日から開いている店も多いので、何の不自由もないのだが、正月くらいは従業員にも休みをあげればよいのになどと考えてしまう。

デパートなどでは福袋と称する何が入っているか分からない袋入りの商品を販売しており、客が競うようにこれを買っている様子がテレビに映し出される。
きっと、この福袋は、売れ残りの商品をバルクセールで売り尽くそうという、デパート側の邪悪な陰謀が潜んでいるに違いないのだが、日本人は福袋には弱いのだ。

子供のころは、朝起きると枕元に、母親が置いたであろう新品の下着や服が置かれており、サンタクロースに縁がなかった私にとっては、嬉しい瞬間でもあった。
元旦のかまどの火は、家長である父親がつけるのが慣わしで、ガスになってからもこの儀式は続いていたように思う。
元旦の朝食は、おせち料理が並んでも、まずは雑煮である。
関西は丸餅を焼いて白味噌仕立ての雑煮が一般的だと思っていたのだが、最近になって、雑煮の餅を焼くのは関西では少数派であるらしいとの情報もあって、大変な衝撃を受けているのである。

父親が「新年おめでとう。」と言って、家族が年始の挨拶をした後、最初に焼き鯛に父親が箸をつけて、鯛を食べるのかと思ったら、食べるのは雑煮である。
この詐欺のような儀式は我が家だけなのだろうか。
本格的におせち料理を食べるのは、昼飯以降なのである。
まあ、その前にはお年玉という、子供にとっては1年を通じて最大の大イベントがあるので、機嫌は良いのだが…。

10時ごろになると年賀状が届く。
子供のころは殆どが父親宛で、たまに自分宛のものがあると嬉しいのだ。
お年玉つき年賀状は、その原型が昭和24年からあるらしいので、かなりの歴史である。
ちなみに、第1回の商品は、特賞がミシンで、1等が純毛洋服地、2等が学童用グローブで、3等(3等までしかない)が学童用のこうもり傘であったらしい。
当時としては、破格の高額商品である。

外へ出ると、門松を飾る家も沢山あったし、門松がなくても、各家の玄関には注連縄飾りがあった。
子供の遊びは、ゲイラカイトではない竹ひごと紙の凧揚げやコマ回しだし、女の子は羽根突きだ。
屋内ではカルタや百人一首、福笑いに双六もあった。
外を飛び回る子供たちはいくら寒くても、半ズボンで、たいていの子の膝は転んだ傷がついていて、治療薬は必ず赤チンである。
赤チンが乾いて緑金色にテカテカ輝いていたのだ。
寒さで膝が白い粉を噴いている子もいた。

そんな正月はどこへ行ってしまったのだろう。
何か、「12月31日の翌日」になってしまっているような気がしてならない。

DATE: 2012/12/25(火)   CATEGORY: 未分類
大晦日から正月の風景

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今年もあと数日である。
それにしても、ここ数年、1年があっという間に過ぎ去っていくように思えてならない。
まさか、誰かが世界中の時計を2~3時間づつ早回ししているのではないかと疑ってしまうほど、時間の経過が早いのだ。

さて、今まで生きてきて、何回、この年末と年始という行事を繰り返してきただろう。
とはいえ、年末や正月の風景も時代とともに随分と変わってきたものだ。

まずは、年末である。
年末に手紙を書くと、書き出しは、「師走に入り、ますますご多忙のことと存じます。」となり、結びは「年末に向けご多忙のことと存じますが、健康にお気をつけてお過ごしください。」などとなる。
とにかく、12月は忙しいと決まっているのだ。

師走は、「師」が「走る」のであるから、普段エラそうにしている人が、ちょこまかと走り回るのであろう。
この場合の「師」とは医者とか坊主とか諸説あるらしいのだが、まあ、そんなことを考える時間もないくらい忙しいのが師走なのだから、ここは、師走に敬意を表して詮索しないでおきたい。

さらにお、12月も月末ともなると、昔は各家庭で大掃除なるものが行われる。
春や秋の気候の良いときに掃除すればよいのにと考えるのだが、正月という神聖なものを迎えるためには、どうしてもこの寒い季節に掃除が必要なのだ。

今でも、大掃除をしている家庭も多いのだが、最近では道を歩いていても障子や玄関の戸を外して水洗いしている家は見かけない。
だいたい、どの家も玄関はドアになっているから、簡単には外せないのだ。
もし、マンションのドアなどを外していたら、管理人が飛んできて注意されるのが落ちだろうし、今の家の中には張り替えるべき障子などないのだ。
家の建具に「紙」という素材を使用する日本独特の文化は、子供が障子に穴を開けたとき、その罪を猫に擦り付けるという、冤罪の温床となっていたのだが、今は、障子が少なくなったので、猫も再審請求などしなくてよいのだ。

大掃除が終わると、正月のおせち料理用の材料買出しや、餅の準備も必要だ。
餅は、ウチは田舎だったので、親戚の分も含めて本家でつくから、それを貰えばよかった。そんな風習のない都会では、巡回して餅をついてくれる「賃つき屋」なるものがあったようだ。
杵などの道具一式をもって家々を回ってくるのだが、もち米は各過程で用意して、持ちつき代金としてお金かもち米で支払うシステムだ。

年末の買い物は、おせち料理に使う縁起物の食材や正月の雑煮の材料なんかを買うのだが、年末は普段の価格の倍くらい物の値段が高騰している。
そんな高いものを買わなくても良さそうなものなのだが、これが不思議に良く売れる。
今は、正月から開店しているスーパーなどもあるので、客は減ったのかと思いきや、相変わらず、年末に高い食材を買っている風景は変わらない。

さらに、この食材の調理は、12月31日の大晦日の深夜まで続くことがある。
祖母、母親といった女性軍は、紅白歌合戦を見るヒマもない。
女性は大晦日は忙しいのだ。
紅白歌合戦の紅組が、29勝33敗と負け越しているのも仲間由紀恵のせいではなく、年末は女性が忙しいからなのだ。

最近では、おせち料理は買うものらしい。
不景気と言われながら、何万円もするおせち料理の重が、よく売れているらしいのだ。
実にもったいない。
その金で、正月から開店している焼肉屋にでも行けば良さそうなものだし、重箱にご馳走が綺麗に並んでいるのは、数分間だけだろう。

しめ飾りをして、紅白歌合戦のあとにつづく、「ゆく年くる年」という番組を観ている間に新年がやってくるのだ。


次回「正月」に続く

DATE: 2012/12/21(金)   CATEGORY: 未分類
旨いもんでっせー

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今週末は3連休なのだ。
12月24日がなぜ休日なのか良くわからなかったが、23日が天皇誕生日で、その振替休日なのだそうだ。
今上天皇は、その優しいお人柄が、本当に国民に愛されている方なので、今年も無事誕生日を迎えられたことを素直に喜びたい。
笑福亭鶴瓶も12月23日生まれだそうだが、これは休日とは何の関係もない。

ちなみに、今日、12月21日は、マヤ文明の暦によれば、「世界が滅びる日」らしいのだが、今のところ、私の周りでは、地面が割れたとか、空から恐怖の大王が降りてきて、毒入りギョーザを撒いたとかの話は聞こえてこない。
まあ、何があっても良いように、身の周りは綺麗に整頓しておこう。

今日で、地球が滅亡しても困るので、今日は、何か旨いもんでも喰いにいきたいのだが、12月ともなればどこへ行っても満員の可能性がある。
そんな不安もあるのだが、あまり人が行かないところは、結局、マズいとか、店員が凶暴だからということもあるのだ。
飲み屋街がにぎわう中で、客の少ない店に入れば、その店に客が来ない理由が明確になるときもあるのだ。

大阪京橋に「とよ」という店がある。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27002949/
http://www.kyoubasi.net/shop/165.html

大阪のJR環状線、地下鉄緑地線、京阪電車何でもよい。
京橋駅を降りて、JRの北口から東に徒歩で7分くらいのところに「とよ」はある。
道はやや細いが、ややこしければ、駅員にでも通行人にでも聞けば、誰でも教えてくれるほど、有名と言えば有名なので、既に知ってる人も多いだろう。

店といっても、屋根のない屋外だしテーブルがいくつか並んでいるだけで椅子はない。
要は立ち飲みなのだ。
適当なテーブルを確保したら、ビールは自分で冷蔵庫から出す。
勿論、店員のおばちゃんに頼んでも良いのだが、おばちゃん達は、アテを運ぶ作業で忙しいので、無視されたり、馴染みになると「自分で出して飲んでや」などと言われる。

この店は何がスゴイのかと言うと、アテ(関東ではツマミ)の質と量が半端ではないのだ。
マグロの刺身などは、新鮮な中トロや赤味が皿に山盛りで出てくるし、ウニやイクラなどは皿から大量に溢れている。
このスゴさはメニューを見れば分かる。
普通の店だと、1人前とか、大盛りとかがあるのだが、「とよ」の場合は、1人前がほぼ普通の店の4人前以上あるので、4人で1人前を頼めば十分なのである。
しかも、二人連れの客などのために、殆どのメニューに「半人前」という単位があって、これだけで他には何も注文しなくても大丈夫なくらいなのだ。

鮮度も抜群に良いのは、仕入れがしっかりしているのと、商品の捌け方が早いからだろう。
飲み物も、生ビールなどというおしゃれなものはなく、ビールは大瓶のみ、焼酎はグラスもあるが1本キープしても1600円なので、こっちの方がお得だ。

私のお勧めは、マグロ頬肉の炙りで、600円くらいだったろうか。
ちょっと歯ごたえのあるこれをアテにすれば、サイドメニューの「うみぶどう」あたりを頼んでおくだけで十分なのである。

唯一の難点は、昔はこの店を知る人も少なかったので、気楽に行けたのだが、最近はどこで知ったのか客が増えて、かなり早く駆けつけないとテーブルが確保できないことだ。
今は、寒いので、屋外にあるこの店もやや空いているので、チャンスかも知れない。

うーん。
ここに書くとまた客が増えて困るのではないだろうか。
なに?
このブログの読者はそれほど多くないから、大勢に影響はないってか。

ごもっともである。
DATE: 2012/12/19(水)   CATEGORY: 未分類
あなたのこころにとどけ

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少し心が傷ついたあなたのために、こんな話を探してきた。
涙は…
いろんなものを流してくれる。


東京ディズニーランドの中にあるレストランでのお話です。
若い夫婦が二人でそのレストランに入りました。
店員はその夫婦を二人がけのテーブルに案内し、 メニューを渡しました。
するとその夫婦はメニューを見ずに「お子様ランチを2つ下さい。」とオーダーしたのです。
店員は驚きました。
なぜなら、ディズニーランドの規則で、 お子様ランチを提供できるのは 9歳未満と決まっているからです。
店員は、「お客様、誠に申し訳ございませんが、お子様ランチは9歳未満のお子様までと 決まっておりますので、ご注文はいただけないのですが」と丁重に断りました。
すると、その夫婦はとても悲しそうな顔をしたので、 店員は事情を聞いてみました。
「実は…」
と奥さんの方が話し始めました。
「今日は、亡くなった私の娘の誕生日なんです。
私の体が弱かったせいで、娘は最初の誕生日を迎えることも出来ませんでした。
子供がおなかの中にいる時に主人と“3人でこのレストランでお子様ランチを食べようね”って言っていたんですが、それも果たせませんでした。
子どもを亡くしてから、しばらくは何もする気力もなく、最近やっと落ち着いて、亡き娘にディズニーランドを見せて三人で食事をしようと思ったものですから…」
店員は話を聞き終えた後、
「かしこまりました」
と答えました。
そして、その夫婦を二人掛けのテーブルから、 四人掛けの広いテーブルに案内しました。
さらに、
「お子様はこちらに」
と、夫婦の間に子供用のイスを用意しました。
やがてそのテーブルには、お子様ランチが3つ運ばれてきました。
その店員は笑顔でこう言いました。
「ご家族で、ごゆっくりお過ごし下さい」
この夫婦から後日届いた感謝状にはこう書かれていました。
「お子様ランチを食べながら、涙が止まりませんでした。
まるで娘が生きているように、家族の団らんを味わいました。
こんな体験をさせて頂くとは、夢にも思っていませんでした。
もう、涙を拭いて、生きていきます。
また来年も再来年も、娘を連れてディズニーランドに行きます。
そしてきっと、この子の妹か弟かを連れて行きます。」
さて、この店員の行動は明らかに規則違反です。
しかし、この行動について上司からお咎めを受けることは ありませんでした。
なぜなら、この店員はディズニーランドが 最も重要視しているルールに従って行動したからです。

それはお客さんに夢と感動を与えること。

DATE: 2012/12/18(火)   CATEGORY: 未分類
今年もいろいろありました

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2012年も慌しい総選挙が終了したと思ったら、もう残すところ10日あまりとなってしまった。
勿論、これからの10日間でびっくりするような出来事が起こるかもしれないのだが、逆に、これ以上事件など起こって欲しくもないので、今年の出来事を振り返ってみたい。
10大ニュースなどというものが、あっちこっちのワイドショーであるのだろうが、別に10と決めつける必要もないし、7つ8つ書いたところで、私自身が、あまりのつまらなさに飽きてしまうかもしれないので、「10大」などとは言わないのだ。
気楽に今年を振り返ってみるのも良いのではないだろうか。

今年は、多くの有名人が亡くなった年であった。

山田五十鈴、森光子、大滝秀治、地井武男そして中村勘三郎といったスターの死は記憶に新しい。
気骨あふれる映画監督であった新藤兼人は100歳までの生涯を社会派監督として生きてきた。
1960年には、アメリカの核実験の犠牲となった第五福竜丸を主題とした映画を作製するなど、福島第1原発事故の50年以上も前に核の問題を映像として残していたのだ。

ホイットニー・ヒューストン、桑名正博といったミュージシャンは、若すぎる死であったし、シリア内戦を取材中に銃撃されて死亡した山本美香さんも40歳台で死んではいけない人だった。
芸能つながりでは、オセロ中島(生存中)の洗脳騒動というのもあったが、既に忘れられてしまったようだ。

小林旭が歌う「惚れた女が死んだ夜は」という曲があるが、その歌詞にはこんな1節がある。

♪いい奴ばかりが先に逝く
どうでもいいのが残される♪

まさにそんな、「どうでもいい」ような政治家の連中は、今年何をしたのか。
消費税率を17年振りに引き上げることを自公民3党が密室で決めたものの、景気、雇用や福祉は地の底を這ったままだ。
賃金が上がらないまま税率を上げても、売り手も買い手も苦しむだけだ。
社会福祉との一体改革といいながら、福祉部分が先送りのままでは、これは明らかに詐欺だろう。

政党としての体をなさない民主党は、マニュフェストを信じた国民を裏切り続け、党内の混乱に明け暮れた結果、選挙で壊滅した。

一方の自民党も、選挙での大勝で威勢は良いが、大量の非正規労働者や公共事業依存型の産業構造、1000兆円の大借金で首が回らない財政を作ったのは間違いなく自民党のアホどもなのだ。
他の野党も含めて、これほど国民が政治不信になった年はなかっただろう。

福島は、復興に向けた計画の骨格も出来ずに2回目の冬を迎えることとなる。
一方で、大飯原発の再稼動をしたものの、敷地内に活断層がある可能性が高まっているし、敦賀原発2号機に至っては、原子炉の真下に活断層があることが分かるなど、過去の原子力行政がいかにいい加減なものであったのかを証明する結果となっている。

東北福島の19兆円の復興予算のうち6兆円は、何に使ったらいいのか分からず、蔵に眠ったままだし、使用した金は震災とは全く関係のないものや、震災関連でも極めて高い工事単価での発注が多く認められるなどの問題点が炙り出されている。

外交、国際では、中国や韓国との領土問題が顕在化して、特に中国では、日本企業や日本人に対する野蛮な行為が横行した。
中国の国を挙げての野蛮行為は、当然国際的にも徹底的に非難されるべきだが、一方で、これに乗じて、日本軍の復活など、軍事力強化を叫ぶ右翼政治家の台頭があるといった、第2次世界大戦前の状況に似た現状にも恐ろしさを感じた1年であった。

ギリシャを中心とした、ユーロ危機で始まった今年の国際情勢だが、犠牲者が4万人を越えたシリアの内戦は泥沼化しており、パレスチナもイスラエルとハマスの報復合戦が続いている。
金正恩氏が第1書記に就任した北朝鮮もミサイル実験を含む瀬戸際外交に賭けている。
21世紀のリーダーかどうかは別として、世界に影響を持っていることは間違いないアメリカではオバマが再選され、中国では10年間の胡錦濤、温家宝体制から習近平体制へと移行した。
この2人が、来年はどんな行動をとるのかは、嫌でも注目される。

大きな事故も多い1年であった。
悲しい事件では、京都市祇園の四条通と大和大路通の交差点で青年が運転する車で歩行者7名が死亡する事故や、秋田県鹿角市のクマ牧場での飼育員の死亡、京都府亀岡市での無免許運転の少年の車が集団登校の小学生と保護者の妊婦死亡させるといった悲惨な事故もあった。
関越自動道での夜行バスの事故では乗客7名が死亡しているし、最近では中央自動車道笹子トンネルの事故が記憶に新しい。

全国各地で異常気象による災害が続いた年でもあった。
九州などの豪雨は多くの犠牲者を出したし、茨城県つくば市では、日本では珍しい竜巻により、住宅約140戸が吹き飛ばされた。

いろんな出来事があったこの1年だが、それでも、ロンドン五輪では日本のメダル数が史上最多になったし、吉田沙保里は国民栄誉賞を受賞した。
ノーベル生理学・医学賞を京都大学の山中伸弥教授が、日本人として19人目の受賞者となったニュースは、山中教授の人柄の良さもあって、嬉しさが倍増したものだ。
私自身は、あまり興味はないが東京にはスカイツリーというものが出来たそうだし、金環日食に国民が大騒ぎしたのも今年だった。

オスプレイが嫌われながら日本の上空を飛んだかと思ったら、上野でパンダが生まれたが、残念ながら夭折した。
生レバーを食べることが出来た最後の年でもあった。


さて、あなたにとって、2012年はどんな1年だったのだろうか。
DATE: 2012/12/16(日)   CATEGORY: 未分類
8ちゃんの選挙結果予想

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金曜日に考えた選挙結果予想を予約投稿しておきます。
選挙速報しかやっていない退屈なテレビをこれで少しは盛り上げてください。


自 民 285議席   選挙区 228 比例区 57
民 主  81議席   選挙区  42 比例区 39
維 新  54議席   選挙区  11 比例区 43
公 明  24議席   選挙区   9 比例区 15
みんな  16議席   選挙区   4 比例区 12
未 来  12議席   選挙区   5 比例区  7
共 産   5議席   選挙区   0 比例区  5
社 民   2議席   選挙区   1 比例区  1
国 民   0議席   選挙区   0 比例区  0
大 地   1議席   選挙区   0 比例区  1
合計  480議席   選挙区 300 比例区180 

DATE: 2012/12/15(土)   CATEGORY: 未分類
8ちゃんの気になるニュース(3)

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角田美代子容疑者の自殺

兵庫県尼崎市を舞台とした猟奇殺人事件における主犯と目されていた角田美代子容疑者が、神戸市元町の兵庫県警本部の留置場内で自殺した。
重要容疑者の自殺を看過した兵庫県警には、批判が集まっているが、角田容疑者が、自殺する前に「死にたい」と言っていたというから、県警の監視体制など、留置所内での対応が批判されるのは当然だろう。

何かと、謎が多いこの事件であるが、関係者の供述により、少しづつ事件の概要が見え始めてきていた矢先の出来事である。
角田容疑者が被疑者死亡のまま起訴されるかどうかは、現在までの供述調書の作成状況にもよるが、情報では、起訴における証拠となるような供述調書は、現在まで作成されていなかったようなので、角田容疑者は、一連の事件の主犯格とみられながら、不起訴となる可能性が高いのだ。

少なくとも、一連の事件の全体像を知っていたとみられる角田容疑者の死亡は、事件の全容解明に向けては、大きな痛手だし、他の容疑者が、都合の悪いことを全部「角田容疑者に脅されて動いていただけ…。」などと供述すれば、それに対する検察側の反証は難しい。

この事件は、物証による直接的な殺人罪の適用が困難な事件であり,「このまま虐待を続けてれば、死に至ることを認識していた。」といった「未必の故意」が成立するのかどうかは、不透明である。
仮に、殺人罪の適用が困難な場合は、逮捕監禁罪なら懲役10年まで求刑できるが、業務上過失致死罪なら最高懲役5年、死体遺棄罪に至っては最高でも懲役3年の求刑にとどまるのだ。

遺体が発見された者が6名、行方不明者が少なくとも3名もいるこの事件において、犯行を自供している(冤罪ではない)犯人が、最短では3年程度の服役で市中に復帰するかも知れないのだ。

兵庫・香川県警合同捜査本部もそのことが分かっていたため、殺人罪での起訴を目指して取り調べを行っていたのに、容疑者の中心人物が自殺したのであるから、担当刑事は呆然としているに違いないのだ。

ところで、今回の角田容疑者の自殺について、兵庫県警の発表では、今回の角田容疑者の自殺は、首にシャツを巻いて、自分で首を絞めた窒息死だというのだ。

自分で自分の首を絞めて自殺など出来るものなのだろうか。

首つり自殺は、普通は、自分の体重を利用して首を絞めるのだ。
その過程で、気管が詰まって窒息死するケースが多い。
今回は、自分の体重を使わず、自身の腕力で首を絞めたことになる。
捜査関係者の話では、「(角田容疑者は、)布団をかぶり、着ていた長袖のシャツの両袖を首に巻き付けた状態で見つかった。首つりではなく、自分で両袖を引っ張って縊死したと思われる」と言っている。

角田容疑者は兵庫県警本部の3階にある3人部屋に留置されていた。
12月12日の午前6時前まで寝息を立てていた様子が確認されているが、午前6時10分、息をしておらず、動かないことに留置施設の女性警察官が気づいた。
午前6時21分、当直の責任者も駆けつけて部屋の鍵を開けて状態を確認したところ、首に黒い長袖のTシャツが巻かれた状態だったということで、すぐに病院に搬送されたが、午前7時15分、死亡が確認されている。

自分で首を絞める自殺の方法を「自絞死」(じこうし)と言うらしい。
自殺の手法など、詳しく書く気もないが、過去に1例あるようであるが、今回のケースがそれに当てはまるのかどうか。

とにもかくにも、角田美代子容疑者が死んだ。
このことで、この事件の全容が解明される可能性が、低くなったのは事実だ。
6人の遺体が発見されたこの事件は、現在もなお、確認できているだけで、行方不明者が、3名もいるのだ。




遺族の心情を考えると、今回の兵庫県警の失態は、あまりにも大きい。

DATE: 2012/12/14(金)   CATEGORY: 未分類
8ちゃんの気になるニュース(2)

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舞鶴少女殺人事件

京都府舞鶴市で、平成20年に、当時高校1年生だった女子高校生が殺害された事件で、殺人罪に問われた無職の男性の控訴審判決が12日に大阪高裁であり、無期懲役とした1審の京都地裁判決から一転、被告に無罪判決が下りた。

物証がないまま、被疑者が犯行を否認して関係者の証言や状況証拠だけで争われたこの裁判は、事件発生に近い時間に被告と被害者が一緒にいたという目撃証言と、被害者の遺留品の特徴を述べたという捜査段階の被告の供述(秘密の暴露)など、検察側が示した状況証拠で有罪を認定できるかどうかがこの事件の焦点だった。

高裁の裁判長は、これら状況証拠だけでは「不合理で被告が犯人とは認めがたい」として、無罪を言い渡したのだ。

これだけだと、この事件は冤罪事件なのだが、この事件の奥底には、深い問題が渦巻いているのだ。

今回、無罪となったこの男性は、36年前に内縁の女性とその兄を刃物で刺して殺害し、その後、近くの民家に押し入って住人の女性2人を人質に立てこもった過去をもっている。
この事件で、この男性は殺人罪などで起訴されたが、判決は死刑ではなく、有期実刑判決を受けて服役したのだ。
この男性は、出所後に舞鶴に住むのだが、平成3年には舞鶴市内で若い女性に対する傷害事件を引き起こすことになる。

出所直後のこの犯行が、無期懲役の仮釈放中なら、仮釈放が取り消されて、すぐに収監となるのだが、景気を終えたこの男は、再犯ではあるものの、軽い刑で終わっている。

勿論、前科があるというだけで、その人間を疑うのは人権侵害である。
一方で、警察がこの男を疑うことは理解出来るし、静かな田舎での事件は住民の衝撃も大きく、現地の警察が「この凶悪な事件の犯人を絶対に逮捕する」という気持ちになるのは当然だろう。

警察は、難しい捜査の末に、この男性を逮捕した。

舞鶴市内で女性下着と賽銭約2000円を盗んだとしての別件逮捕だ。
この男性は、窃盗については認めるが、殺人事件については否認を続けたが、京都府警は、自白のないまま、状況証拠だけで男を逮捕し、京都地検は男性を起訴した。
地裁での第1審は、事件発生に近い時間に被告と被害者が一緒にいたという目撃証言があることや、被害者の遺留品の特徴を述べたという捜査段階の被告の供述が「秘密の暴露」に当たるとしてこの男に有罪判決を下していた。

その第1審判決が、今回の高裁判決で覆ったのである。
この男性が、殺人犯なのか、そうではないのかという問題ではない。
捜査当局が描いたストーリーと状況証拠の信用性を裁判所が否定した意味は大きい。

この事件は、警察の初期捜査の不備を指摘する声もある。
事件当初、任意聴取の段階で、捜査令状を取らずに、男性の家宅捜索をしようとした警察が、この男性の代理人である弁護士に制止されている。
弁護士の行為は、当然のものだ。
しかし、礼状を取って再度の家宅捜索が行われるまでの間に、罪証隠滅があったとしたら、警察は、罪証隠滅に協力したこととなり、重大なミスを犯したことになる。

また、この事件が起こるまでに同じ地区で、女性をつけまわす男性がいるという、不審者情報があったのにも拘わらず、警察は積極的に動いていない。
もし、それが真犯人であるなら、そのときに腰を上げなかった警察の怠慢により、今回の事件が起こったと指摘する声もある。
他府県の警察も、事件が発生して、犯人を逮捕する手柄や功績よりも、事件を未然に防止して、被害者を作らないということの重要性を警察は再認識すべきである。

今回の控訴審判決は、検察の即時上告により、最高裁で争われることとなる。
最高裁判決がどのようなものになるのかは、不明だが、間違いなく言えることは、この女子高生を殺害した犯人が必ず存在するということだ。
それは、この男性かもしれないし、そうではないかもしれない。
今も、その犯人はどこかに潜んで、次の犯罪を狙っているかもしれないのだ。

もし、捜査当局が、犯人をこの男性に決めつけていなければ、事件は別の展開を見せたかもしれないし、丁寧な捜査により、物証による公正な起訴が出来たかもしれない。


遺族にとっても、被疑者にとっても眠れない日がまた続いていく。



次回、「角田美代子容疑者の自殺」へ続く。


DATE: 2012/12/13(木)   CATEGORY: 未分類
8ちゃんの気になるニュース(1)

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2012年12月12日は、「2」と「1」がやたら並ぶ日ではあったが、大きなニュースが「3」件も同時に起こった。
北朝鮮のミサイル発射、舞鶴少女殺人事件の逆転無罪そして尼崎猟奇殺人事件の角田美代子容疑者の警察内での自殺である。
どこの新聞社でも、紙面割り(紙面のレイアウト)が大変なことになった1日であったのだ。
今日から、3日間にわたり、この3件の事件を取り上げていきたい。

「なんや、週末やのに、また堅い話かいな。」とか「おもろないわ!責任者出てこい!」とかボヤいてるアナタ。
少なくとも、選挙に出ている政党のアホな話を聞くよりは有意義であることを保証するので、お付き合い願いたい。



北朝鮮のミサイル

北朝鮮が(自称)人工衛星を突然発射して、それが軌道に達したようだ。
直前に装置の不具合が伝えられ、発射時期が大幅に延期される観測があったことから、突然の発射に関係者は大慌てである。

これが宇宙開発なのか、ミサイル実験なのかという議論は、全くナンセンスで、要は、これを「何に使うのか」ということが問題なのだ。
金正恩が、ロケットの先端部分に気象用の人工衛星を乗せるのか、核弾頭を乗せるのか。
北朝鮮の№2であった李英鎬朝鮮人民軍参謀長が突然解任され、独裁的国家元首を制止する者のいない国は、何処へ行くのだろうか。

12月17日は金正恩の父親である金正日の1回忌である。
父親の時代から自分の時代への移行を国民に示したかったのか。

ところで、北朝鮮が、今回のロケットの発射に要した費用は約700億円とされている。
この金額は、北朝鮮の年間輸出金額の50%を超える金額だ。
北朝鮮は、国民を餓死させるほどの財政難である。
この費用はどこから調達したのか。

北朝鮮の外貨獲得手段は、麻薬、偽薬品、偽紙幣そして武器の販売だ。
日本の暴力団が入手する覚醒剤は、北朝鮮において製造され、韓国ルート、中国ルートなどを経由して、持ち込まれるものが殆どだ。
バイアグラなどの男性機能薬もファイザー製のオリジナルと同じ効能の北朝鮮製ものが、1/10の価格で日本を中心に世界中にばら撒かれている。
さらに、北朝鮮製の偽100ドル紙幣は、スーパーノートと呼ばれて、その精巧な出来上がりは、通常の銀行をも騙してしまう。
そして、北朝鮮が、中東やアフリカなどにノドンミサイルなどを売っていることは、イランのアフマディネジャード大統領自身がこれを認めているのだ。

このような犯罪的な行為で稼いだ外貨は、軍事、特にミサイル開発に費やされる。
北朝鮮が、今回のロケットの発射に要した巨額の費用を国民の飢餓対策に当てれば、どれだけ多くの人たちが餓死を免れることだろう。

北朝鮮は、今年も厳しい冬を迎えている。


次回、「舞鶴少女殺人事件」へ続く。

DATE: 2012/12/12(水)   CATEGORY: 未分類
マスコミのあり方

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福井県の敦賀原発2号機について、現地調査していた原子力規制委員会の専門家調査団は、2号機直下を通る断層が活断層であるとの認識で一致した。
この調査結果を受け、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、記者の質問に対して、「今のままでは再稼働の安全審査はとてもできないと判断した。」と述べ、敦賀原発2号機は廃炉となる可能性が大きくなった。

専門家による科学的な調査結果を踏まえて判断なのだから、それは尊重すべきだろう。
この活断層自体は、十数万年前からそこに存在していたというから、なぜ、わざわざそんな危険な場所を選んで原発を建設したのかといった、議論はあるだろうし、活断層の上に原発を建設できないという規制も当時からあったのだから、今後は、建設当時の調査自体が問題となるだろう。

それよりも、驚かされるのは、田中俊一原子力規制委員会委員長への新聞記者の質問である。
「敦賀原発が、廃炉となれば4000人の失業者が出るが、どうか。」という質問が田中委員長に浴びせられたのである。

こいつは、アホか。

失業問題が重要課題であることは当然だし、地域経済にとっての影響も認める。
しかし、このアホ記者が質問した先にいるのは、原子力規制委員会の委員長なのだ。
これでは、原子力規制委員会が、失業問題や、地域経済のことを斟酌して、原発の稼動や廃止を決定しろと言っているのと同じではないか。

原子力規制委員会は、その設置法第1条にあるとおり、「原子力利用における安全の確保を図るため必要な施策を策定し、又は実施する事務」を司る機関なのだ。
失業問題や、経済対策は国や地方公共団体や国の他の省庁が考える話だろう。

原発がわが国にとって、必要かどうかも含め、その判断に唯一関与する事項は、「安全性」であることは、どの政党も、そして誰もが認めている。
福島第1原発の悲惨な事故を目の当たりにした日本は、次々に明らかとなっていく、電力業者と行政の癒着と決別し、原子力の安全性を公平、公正そして科学的に判断すべく、原子力規制委員会を立ち上げたのではなかったのか。

この質問した記者は、新聞社の大広告主である電力会社から、本社の上層部を通じた社命を受けて、「敦賀原発を廃炉にすると、失業問題が浮上するから、廃炉にしてはいけない。」と言いたかったのだろう。

このマスコミによる原発再稼動キャンペーンは、ここ最近、非常に目立っている。

敦賀原発の活断層についての報道の翌日には、産経新聞が、敦賀原発を廃止すると運営する日本原発株式会社が倒産するだろうとの記事を書いているし、同じ日の産経新聞の社説は、原発ゼロ政策が高いコストを招くと批判するため、ドイツでは過去10年間で電気料金が1.8倍に跳ね上がった例を出して、原発なきエネルギー政策が、国民経済にいかなる犠牲を強いるかは、実は脱・原発“先進国”であるはずのドイツの現状が如実に証明しているという産経新聞西部代表鶴田東洋彦氏の主張を掲載している。

読売新聞は、敦賀原発の廃炉が噂されただけで、関西電力や中部電力、東京電力の株価が下がったことを報じ、敦賀原発が廃炉に追い込まれると大株主である電力各社に損失が出て、再なる電気料金の値上げにつながると報じている。

さらに、読売新聞は、九州電力について、来年7月以降、鹿児島・川内原発1、2号機と佐賀・玄海原発3、4号機が再稼働しないと、大幅な電気料金の値上げは避けられないと大きく報じているのだ。

何度も言う。

原発は、再稼動させるにも、廃炉とするにもその唯一の基準は、科学的な論拠に裏づけされた「安全性」なのだ。
廃炉による雇用問題など経済的要因により、この問題を議論することは不可能なのだ。
「原子炉の立地は、とても危険な状態だが、失業者が出るから原子炉は燃やし続ける。」とか、「津波などの自然災害への対応は、不十分だが、経済的問題から、原発は続けるしかない。」いう理論はないのだ。

一方、原発反対の立場においても、送電問題や蓄電問題を未解決のまま、自然代替エネルギーへのバラ色の帰依といった夢物語や、核廃棄物と岩手県の瓦礫の混同といった、説得性に欠ける主張が続けば国民は信用できない。
今回の選挙においても、原発の即時廃止を掲げる政党が多いが、仮に、廃炉にしても現実として存在する未使用の核燃料や使用済核廃棄物の具体的な処理を説明できる政党はいないのが現状だ。

原発は、再稼動でも、廃炉でも、科学的根拠を重要視して、国民に分かる形での理論を期待したい。
そして、そのためには、電力会社や経済界の一部の要請を受けて、原発再稼動のキャンペーンを続ける一部のマスコミは、自身の報道に対する責任を取れるのならばそれを続ければよいが、責任が取れないのなら、無責任な偏重報道はやめて、報道の中立を守る立場に徹するべきである。


原発からの脱却には、国民全体の電気使用のあり方を根本的に検証する必要があると考えるし、即時原発廃止には相当の困難があることは承知している。
したがって、現実的かつ具体的な原発から他のエネルギーへの移行に関するロードマップがどうしても必要であろう。

現在行われている衆議院選挙戦の原発論議に集約される安全性を置き去りにした先送り論でも、現実性のない代替エネルギー論でもなく、火力、水力、自然エネルギーといった発電方式ごとの正確な発電量と投下費用、建設期間、それらに対する送電システムの確保の方法、送電費用、無駄な電力消費の検証と最終的な電力消費量の積算、最終的な電気使用量の見積もりといったものについて、少なくとも年次別の目標値を定める必要があるのだ。

そして、国民がマスコミに求めるのは、予断なき正確な情報なのである。



DATE: 2012/12/11(火)   CATEGORY: 未分類
児童虐待 ~児童養護施設の闇(3)

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大阪府の社会福祉協議会が調査した大阪府下にある児童養護施設など39施設に勤務する職員642人に対する聞き取りでは、職員一人当たりの1週間の実質的な勤務時間は、57時間48分となっている。
その内訳を見ると、家事援助やケア行動、施設行事など通常の業務が42時間となり、これだけで、法定労働時間の週40時間を超えているのだが、そのほかに、子どもの処遇についての引き継ぎ会議などが7時間24分、学校や児童相談所などとの連携業務が2時間24分、子どもの情緒や行動への対応が2時間18分にも及んでいたのだ。
さらに、休日も職員の3分の1は常に出勤して、日常業務などにかかわっている現状が浮き彫りになっている。

イギリスでは子ども2人に職員が1人つくし、アメリカでは子ども1人に職員が2人配置されるのが一般的だ。
こんな世界の実情を考えると、日本の児童養護施設に予算的な処遇は未開国並だろう。
こんな基準を作った役人や政治家が、日本という国を支配している不幸を再度認識させられるのだ。

このような、児童養護施設における職員は、日々、過酷な労働を強いられているのだが、現場では、児童を守る立場にある職員自身が身の危険にさらされることがあるのだ。

職員に対する聞き取りでは、児童や保護者から暴言や暴力行為を受けたことがあると答えた職員は、全体の83%にも達しており、その中には、虐待で入所してきた子どもの親が子どもに会わせろと迫り、刃物を出して脅す例もあって、警察を呼んで対処したものもある。
突然、施設に入ってきて、子どもを殴る保護者もいるのだ。

親が、施設に対して「施設での子供の育て方が悪い。」といった本末転倒な文句を言うケースも多く、酔った保護者が施設に大声でそのようなクレームをつけに来るケースもある。
自分の子供が施設に預けられた原因である虐待は棚に上げて、えらそうな育児論を展開するこんな親にも、職員は対応しなければならないのだ。

少年といっても、18歳まで預かれば、若い女性職員に高学年の少年が性的行為を迫った例など、職員が性的欲望のターゲットにされる例もある。

そのほかにも、暴れる子どもを制止しようとして職員が負傷したり、施設の壁を殴ったり、ものにあたるといった例や、高校生の男の子などが若い女性の職員に従わなかったり、威嚇・威圧的な態度をとったりすることは日常茶飯事である。

自身が親などに虐待されて入所してきた少年や児童は、自身の虐待経緯があるため、暴言や暴力などが日常的な感覚の中にあり、職員に対してもそのような行為に出るのだろうか。
比較するのはどうかとも思うが、捨てられたペットなどが、過去に、人間から虐待を受けたケースでは、なかなか人間を近寄らせない。
心の傷は、血の出る傷よりも深い場合があるのだ。


児童養護施設に在籍する児童数は増加の一途を辿っており、親子共に虐待などの問題を抱えている家庭が増えている中で、職員の心と身体の疲労も限界に達しており、追い詰められて自殺する職員や、うつ病を患って退職する職員が後を絶たない。
不幸なことに、職員の中には、その鬱積を児童への暴力に転嫁するものも実際にいるだろう。
そんな暴力職員を庇う気持ちは全くないが、その再発防止のためには、児童養護施設の原状と問題点について、正確な把握と分析を行う必要があるのだ。

この問題を放置すれば、施設内での犯罪の発生も含め、重大な危険性があることは、火を見るより明らかだ。


今回の衆議院議員選挙において、「福祉」という言葉はどの政党も、大声を上げて連呼しているが、具体的な福祉の現状を把握している候補者が、いったいどれくらいいるのだろうか。
少なくとも、児童養護施設に1回でも足を運んで、その現状をその目で見た政治家がいてほしいのだが、票にならないところは、どの政治家も関心がないのだ。

児童は、親の元で幸せに暮らすのが一番である。
しかし、そんな幸せな家庭を知らない児童も日本には多くいるのだ。
親になる資格のない人間が、子供を育てる気持ちもないのに、SEXの享楽だけを求めて、安易に子供を生んでしまう社会では、子供はいつまでも無力な被害者である。

子育てに悩んだときに、親族も、地域も、行政も十分な手助けをすることができず、母親をネグレクトに追い込んではいないだろうか。

児童養護施設に対しても、運動場で遊ぶ児童に対し、「うるさい」と苦情の電話がくることが多いという。
母親が守れなかった、そして、社会が守れなかったこの子供たちには罪はない。


私たちに、今、何ができるのだろうか。


児童福祉法
第1条
すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。
すべての児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。
第2条
国および地方公共団体は、児童の保護者とともに、自動を心身ともに健やかに育成する責任を負う。

DATE: 2012/12/10(月)   CATEGORY: 未分類
児童虐待 ~児童養護施設の闇(2)

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児童養護施設は、過去においては孤児院と呼ばれていた。
現在はむしろ孤児は少なく、親はいるが養育不可能になったため預けられている場合が圧倒的に多い。中でも、虐待のため実の親から離れて生活をせざるを得なくなった児童の割合が年々増加している。
この現実が、現在の児童養護施設が抱える問題を如実にあらわしているのだ。

両親が、事故などで他界して、孤児となった児童などを養護する目的で、設けられた児童動養護施設であったが、現在、児童養護施設に入所している児童の83.2%が両親または、どちらかの親は存命している。
現在、児童の入所理由で最も多いのは、親の育児放棄や虐待なのである。
中には、親が自分の子供の養育を公然と拒否して施設に保護されているといった、考えられない理由での入所児童が少なからず(全体の4.4%)いるのだ。
しかも、入所時点の年齢の平均が、5歳であることを考えると、幼児期からの虐待や育児放棄の現状が垣間見える。

児童養護施設に入所中の31,593人のうち、何らかの虐待を受けた児童は、全体の53.5%にあたる16,867人にも達し、その内容も、身体的虐待6,707人(39.8%)、性的虐待664人(3.9%)、育児放棄(レグレクト)11,159人(66.2%)および心理的虐待が3,440(20.4%)となっている。
構成比が100を超えるのは、2つ以上の種類の虐待を受けているものがいるからである。

一方、これを受け入れる児童養護施設の受け入れ態勢はどうだろうか。

児童福祉法には施設の規模概要を定める「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」というものがある。
ここに、施設構造物の基準や職員の人員についての基準が定められているのだ。

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の第42条によると、職員の数は、児童の年齢により、3歳未満の幼児については、幼児2人につき職員が1人、三歳以上の幼児は4人につき1人、少年(小学校就学の始期から、満十八歳に達するまでの者)は6人につき1人となっている。
この人数までは、国から人件費として予算が計上される。
数字だけ見れば、ケアが可能なようにも思える。
ただし、この数字には重大な問題が隠れているのだ。

もともと、児童養護施設は孤児院というスタイルからスタートしている。
そこでは、「住み込み」の「断続勤務」による職員の勤務体制が一般的だったのだ。
その後、国は、労働行政の中で、労働時間短縮、通勤制、や交替制といった勤務体制を推進し、現在の企業の大半はこれに従っている。

ところが、先に書いた、児童1人あたりの職員数の基準は、職員が24時間勤務をすることが前提となっているのだ。
職員が、1年間24時間、365日働き続けるケースでの、少年6人に対して、職員が1名といった計算で、国の予算は作成されるのだ。

つまり、12時間×2の2交代制で勤務を行った場合は、2名の職員に対して、1人分の予算しか国は施設に与えない。
3交代なら、3人で1人分の給料なのである。
また、この基準ができた1980年の法定勤務時間は、1日9時間労働、週6日勤務の54時間である。
予算を抑えながら、現在の週40時間の勤務制限を守らせたら、職員の数は国が予算化する金額の何倍も必要となるのだが、そんなに人員を多く抱えられるほど、児童養護施設は裕福ではない。

この矛盾があるため、施設では職員に対して、過酷な労働を課することになる。

DATE: 2012/12/07(金)   CATEGORY: 未分類
児童虐待 ~児童養護施設の闇

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厚生労働省がまとめた「社会的養護の現状について」というレポートがある。

① 児童養護施設(乳児を除く保護者のいない児童や虐待されている児童などを入所させて養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設。虚弱児施設も含まれる。)
② 児童自立支援施設(児童福祉法に基づく児童の福祉施設の一つ。平成9年の同法改正により教護院から名称変更。不良行為をした児童や将来不良行為をする恐れのある児童、及び環境上の理由で生活指導を要する児童を入所させ、又は保護者の元から通わせて、社会生活に適応するよう指導を行い、その目的を支援することを目的とする施設。)
③ 母子生活支援施設(配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子とその児童を入所させて保護するとともに、これらの者の自立の促進のために、その生活を支援することを目的とした施設。)
④ その他、助産施設、乳児院、児童厚生施設、知的障害児施設、児童家庭支援センターなど14種類。

児童福祉施設と呼ばれるものには、以上のものがあるのだが、今回は家庭内において虐待などがあった場合の避難施設である児童養護施設について考えてみたい。

家庭に事情のある児童や非行性の認められる児童の避難場所として設置されている児童養護施設については、案外、知られていない部分が多いのではないだろうか。

昨年、全国206か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は59,862件で、これまでで最多の件数となっている。
この数字は、1990年の相談件数が1101件であったことを考えると、極めて多い数字である。
育児や子育てに悩んだ時、虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時などに、ためらわずに全国共通の番号に電話(0570-064-000)すれば、自動的に近くの児童相談所に電話が繋がる仕組みを政府が導入したのは、平成21年10月1日である。

この制度が完全に定着したかどうかは別として、相談件数は毎年増加している。
これは、社会が病む中、弱者である児童に対する虐待が後を絶たない現実を、如実に現すものだろう。

実際に、児童への虐待が、死につながるものも多く、昨年だけでも、児童の虐待死事例は81件あり(うち心中は37件)、死亡した児童の数は、98名に達している。
虐待死した児童の年齢は、0歳児が23人(45.1%)と最も多く、3歳以下を合わせると43人(84.3%)と大部分を占めている。

また、加害者は、「実母」が30人(58.8%)と最も多く、次いで「実父」が7人(13.7%)、「実母の交際相手」が4人(7.8%)であった。
加害動機について、加害者の多数を占める実母の心理的・精神的問題をみると、「育児不安」(構成割合25.4%)、「養育能力の低さ」(構成割合15.9%)が多い。
このような不安を抱えながら、地域社会との接触が「ほとんどない」ないし「乏しい」が構成割合で66.7%を占めており、国や市町村の子育て支援事業についても、利用していないものが、全体の62.5%を占めるなど、制度の浸透は図れていないものとなっている。


児童が虐待されているとの通報があれば、児童相談所の職員は、情報を集め、該当児童の自宅へ事情聴取に向かう。
その結果、虐待が認められれば、児童を施設で預かることになるのだが、実際には、親は虐待を否認するし、親権に基づく主張があれば、最終的には、裁判所の判断を仰がなければならない。
実際に、通報があっても児童を守れず、死に至らしめた事例もあるし、一旦、預かった児童を家庭に戻したことで、児童を虐待死させてしまった事例もあるのだ。

平成24年4月に児童福祉法が改正され、親権停止制度が創設されたほか、法人又は複数人の未成年後見人が選任できるようになったが、この制度ができてから全国の児童相談所長が行った家庭裁判所に対する親権停止の審判の申立ての実績は、6自治体で7事例にとどまっているのが現状だ。


一方で、児童養護施設内での職員による児童への虐待事例も少なからず発生している。
つくば市の児童養護施設「筑波愛児園」では、数年前までカレンダーの金具を新聞紙で包み粘着テープで巻いた「愛のムチ」と呼ばれる棒や、げんこつで児童のしりや頭などを日常的に叩いたり、湯船の中や床下に長時間閉じこめるといった児童への虐待が繰り返されていた。

別の施設では、女性保育士が、生徒である少年に肉体的関係を強要し、生徒が断ると、施設内などで足で蹴ったり、体に噛み付いたりして、少年を従わすといった猟奇的な事件も発生している。

大多数の職員が献身的に仕事に取り組んでいる中、このような残念な事例が発生するのは何故だろう。


次回は、児童養護施設が抱える問題について検証してみたい。
次回に続く。

DATE: 2012/12/06(木)   CATEGORY: 未分類
緊迫するシリア情勢

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複数のメディアが、アメリカ政府高官の話として、シリア政府軍が、サリンガスを内戦で使用するための準備に入ったことを伝えている。
オウム真理教が多数の人間を殺したあのサリンである。

狂気の沙汰だ。

猛毒のサリンは、呼吸だけでなく皮膚からも吸収され、その殺傷力は極めて高く、しかも、核兵器のような高額の製造コストを要しないため、その気になれば、殆どの国において保有が可能になるという厄介な代物なのだ。

そのサリンを、自国内で、しかも自分の国の国民を殺すために使用するとしたら、それは、人間の心を失った鬼畜の行為である。

シリア情勢については、アサド大統領の退陣を求める勢力と、大統領支持の政府軍の間において、長期の内戦が続いているが、シリアに利権を持つロシアや中国が、シリアへの制裁に反対して、国連安全保障理事会を実質的に無力にしていることもあって、解決に向けてのロードマップすら作成されていないのが現状だ。

このブログのシリアに関する記事
http://senbero8chan.seesaa.net/article/273013569.html?1354769537

アメリカのNBC(テレビ)は、シリア政府軍が、サリンを爆弾に搭載して、使用のための準備を完了し、アサド大統領の命令を待っている状態だと報じている。
アメリカ政府はアサド政権に対し、サリンなどの化学兵器をシリア政府軍が使用すれば、アメリカは軍事介入するという内容のコメントを出しているので、状況によっては、アメリカやNATO軍による戦闘行為の可能性も高まってきている。
シリアには、サリンのほかにも、タブンといった神経ガスや、マスタードガスといった非常に危険性の高い化学兵器を保有しているとの情報もあり、大量の人民の虐殺が行われるかの知れない緊迫した状況が、中東を覆っている。

シリアのアサド体制に対しては、アメリカやイギリスがアサド大統領の早期退陣を要求しており、実際、NATOや湾岸産油国、アメリカが、反政府軍への武器や資金の供与を行っているが、反対にロシアや中国がアサド政権に物的援助を行うなど、まるで代理戦争の様相を呈しているのだ。

この中で、シリア政府軍に置ける化学兵器の使用の懸念いついては、従来からアメリカを中心とするメディアが伝えており、その一方で、このような化学兵器による脅威をあおる報道が、アメリカなどの策謀であり、イラク戦争の時にように「化学兵器の脅威」を強調することで、アメリカ軍などの軍事介入の口実を作っているのではないかとの憶測も流れている。

シリアも関しては、ブッシュ政権の時代から、アメリカは、イスラエルへの敵対心を剥き出しにしているアサド大統領を憎んでいることは間違いない。
反政府組織へ資金提供やサウジアラビアやカタールを通じた武器を中心とした物資援助をしているものの、アサド政権の抵抗が予想以上に激しく、シリアがアメリカの目論見どおりの展開となっていない焦りがアメリカにはある。

今回のシリアにおけるサリン兵器の問題は、実際にシリア政府軍が関与しているのか、アメリカによる軍事介入の口実を見つけるための演出なのか、現段階では判断が難しい。

ただし、確実にいえることは長引く内乱で、多数の子供や女性を含むシリア国民が毎日のように死に追いやられていることである。
アメリカやロシア、中国といった列強の思惑も重なって、シリア情勢は日々緊張が高まってきている。
これを打開するはずの国際社会は、安全保障理事会の常任理事国が、各自の国益を主張してまとまらない。


こんな緊迫したシリア情勢がありながら、日本のメディアは、相変わらず選挙のニュースしか流さない。
やはり、日本は、国際的には未開国なのである。

DATE: 2012/12/04(火)   CATEGORY: 未分類
マルちゃん正麺

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即席麺である。

この即席麺というものは、街のラーメン店で食べるラーメンとは、全く異なる文化をもつ食品である。
ここで言う即席麺とは、袋に入ったものを鍋でグツグツ煮るアレである。
似たような商品に、カップ麺というものもあって、ややもすれば、即席麺と混同される場合もあるのだが、このカップ麺などという代物は、ラーメン界においては邪道である。

そもそも、お湯を注ぐだけで出来上がってしまうという、安易かつ、究極のズボラ食品であるカップ麺の登場が、日本人の勤勉性を衰退させ、現在のデフレや失業率の高止まりに多大なる影響を与えていると、私は睨んでいる。

この即席麺業界に異変が起こっている。

日本国内での即席麺のトップシェアは、安藤百福氏が創業した日清食品である。
安藤百福氏といえば、幼少期に両親を亡くして以降、メリヤス販売、製塩業を経て信用組合理事長にまで上りつめたものの、その信用組合が倒産。
倒産による莫大な負債を抱えたまま、新たに日清食品を創業した人物である。

安藤は、自宅の庭に研究小屋を造って、天井から下がるたった一つの電球の光の下で、早朝から夜中まで一日も休まず、丸一年間研究を続けた結果、1958 年8 月25 日に世界で初めての即席麺「チキンラーメン」を開発することに成功した人物なのだ。

安藤の日清食品は、即席麺業界において、2位の東洋水産(20%)や3位のサンヨー食品(11%)を遥かに凌ぐ40%の販売シェアをもっている。
一時期、チキンラーメンのライバルであったエースコックのワンタンメンは、現在は、チャルメラなど明星食品などの後塵を拝して、シェアが8%と凋落しているのだが、あのワンタンメンに入っているヒラヒラとしたワンタンの皮に哀愁を感じるのは私だけだろうか。

固有商品単品での、売上ではチキンラーメンとサンヨー食品のサッポロ一番が双璧であり、長らくこの2強時代が続いていたのだが、その構図が今年は崩れてきたのだ。

マルちゃん正麺

東洋水産が発売した袋麺の「マルちゃん正麺」が売れに売れている。
同社の広報部によれば、この商品の特徴は、生麺のようなコシのある食感にあるそうだ。
最近太り気味で、自分の腰の位置がわかりにくくなってきたアナタ。
即席麺でも、コシがあるのだから、ここは是非、気合を入れ直してほしい。

マルちゃん正麺は、2011年の11月に発売が開始されたが、年間100億円の販売目標だったのだが、これが200億円に達し、東洋水産では、急遽300億円を投入して生産ラインを増設するらしい。
東洋水産の株価も、この影響で今年の1月に1,819円だったものが、12月3日には2,282円の年初来高値をつけて現在も上昇の気配があるのだ。

このマルちゃん正麺、他の即席麺と何が違うのか。

通常の、即席麺は、麺を油で揚げた乾麺が主流だが、マルちゃん正麺は、生麺を一度ほぐして乾燥させる新技術で生産されているらしい。
東洋水産では、この手法を「生麺うまいまま製法」と呼ぶらしいが、何とも直接過ぎるネーミングであり、もうちょっと、凝った名前はなかったのかと、ツッコミを入れたくなるのだが、ここは我慢しておきたい。

とにかく、この「生麺うまいまま製法」を採用したことで、乾燥麺でありながら、なめらかさとシコシコした食感が出て、これが人気となったらしいのだ。

もちろん、他のメーカーも黙ってはいない。

今年8月には、日清食品が「ラ王」の袋麺シリーズの販売を開始した。
カップ麺の主力である「ラ王」の技術を応用して生麺食感を出した袋麺の「ラ王」は、売り上げ目標を年間100億円に設定している。
サンヨー食品も9月に、袋麺「麺の力」を発売した。
主力商品である「サッポロ一番」の進化系だそうで、こちらの売り上げ目標も年間100億円である。

マルちゃん正麺の東洋水産は、国内での即席麺市場で日清食品に常に負けていたものの、海外市場への進出では、先行している。
現在、アメリカでの即席麺市場における東洋水産のシェアは約60%であるし、メキシコでは約80%が東洋水産だ。
日清食品も、アジアを中心に海外シェアの拡大を目指すが、ベトナムでは、即席麺といえば、エースコックが圧倒的シェアを誇っているほか、ロシアではサンヨー食品が強い。
このほかにも、中国や韓国の食品メーカーの進出もあって、日清食品の世界戦略においては、カップヌードルという世界規模のブランドに頼る傾向が強い。

因みに、日本以外での即席麺の消費国は、ダントツで中国であり、日本の8倍以上である年間423億食が消費されるが、この中国では、台湾の製麺会社である「康師傅(カンシーフ)」社が、50%のトップシェアをもって、ほぼ寡占状態にあるのだ。
同社によれば、中国での成功は、中国人の好みに合ったものを作っているからとのことである。
きっと金色のパッケージや、袋に「尖閣列島は中国のものだ!」とか書いてあるのだろう。

とにかく、即席麺業界は生麺の食感を売りにする3商品、東洋水産の「マルちゃん正麺」、日清食品の「ラ王」袋麺、サンヨー食品「麺の力」が、今後、覇権を争っていきそうである。

そうこうしている間に、日清食品が、サンヨー食品を提訴したとのニュースが入ってきた。「どん兵衛天ぷらそば」や「日清焼そばUFO」などに使用している「縮れていた即席麺をストレートにする製法」をサンヨー食品が、特許侵害して、「サッポロ一番オタフクお好みソース味焼そば」や「サッポロ一番ちゃんぽん」など11商品に使用していたという訴えだ。

この袋麺業界のシェア1位と3位の争いの決着には時間がかかりそうだが、私個人としては、麺は少し縮れていた方が良いと思うのだが…。


因みに、私は未だこのマルちゃん正麺を食していない。
したがって、味に関する感想など書けないのだ。

さらに、どうでも良いことなのだが、私自身は、大阪に本社があるハウス食品の「好きやねん(しょうゆ味)」がお気に入りである。

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